うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

長所を見直す

どうも、うつぶきです。

 

今回は、「自分の長所」について考えたいと思います。

 

 

皆様、特に学生時代までは特にうつ病とは無縁だった方にとっては、何かしら趣味と言えるようなことや、好きなこと、得意な事があったと思います。広い意味ではこれ等を一貫して長所と捉えていいのかなと思います。

 

ところが社会人になり、これ等の長所とは無縁な業務に順応できなかったり、長所と言える仕事に付いたものの、プロの世界となると現実や実力の差に絶望して、長所と言える事に自信を持てなくなりますよね。

 

自分が自信を持っていたことを失い、さらには現実に直面して身を削り、さらに長所と言える事から遠ざかっていくと、自分の生きる価値について言及して自己嫌悪に陥り、最悪消えてしまいたいと憂鬱になってしまうこともあります。

 

それでも、過去には長所に対して打ち込んできたという経験は残っています。

今の生活で大きな壁にぶつかり、自信を喪失してなにも出来なくなっているのであれば、一度過去の長所に打ち込んできたときの姿勢について振り返ってみるといいのではないかと思います。

 

自分はどのような思いで趣味と付き合ってきたのか、どのような感覚で好きな勉強や部活に打ち込んできたのか、それらが自分を動かしてくれた理由は何か。

 

これ等を改めて認識できたとき、今立ちふさがっている壁に対して一歩ずつ上へ登るのが良いか、回り道してかわし、別の道へ進むのか良いか判断ができるのかなと思います。

 

言ってみれば、私は今までやってきた仕事は長所として打ち込んできた事と全くベクトルの違うものだったと思っています。

 

-----  ここからは余談となりますが、  -----

参考として私が長所について考えた事について綴ろうと思います。

 

元々、私は人に物事を教えて伸ばす事が好きでした。そのため、教えたいと思う好きなことに熱中して、勉強したり経験していたと思います。

そして、自分の好きなことに興味を持っていただける人を集めて一から教え、一緒に経験する事で、ある意味自分と一緒に成長して、最終的には自分を踏み台にして活躍していく姿を見届ける事に、満足を得ていたと思います。

 

その、好きなことというのがポーカーでした。

相当数の友人が自分よりも上手くなり、中にはポーカーで生計を立てている人も誕生したくらいです。当時はまだニッチな遊びだっただけに、仲間を集める事が非常に大変でしたが、今となっては北海道でポーカーを普及させるのに一役買う事が出来た事に今でも誇りに思っています。

 

そう考えたときに、いずれは所有しているグッズを有効利用して、囲碁将棋サロンのようなポーカーサロンを経営してみたいなという願望は頭の片隅に今でもあります。今はお休みしていますが、昨年まではポーカー大会を月1ペースで開催していた事もあります。しかし、ポーカー自体がまだギャンブル意識の強いイメージがあり、風営法や立地の問題などいろいろな障壁があると思い、今はまだ夢としてとどめています。

 

それであれば、人に何かしら自分の考えを伝える仕事が何か出来ないかと思い、ツイッター・ブログ活動を練習の場として、フリーライターを目指そうと考えたわけです。

 

-----  余談おしまい  -----

 

こうやって自分の長所から、自分の進路を見つめなおすというのも療養中だからこそ出来ることです。

 

我慢した仕事から距離を置いた状態で自分には何がしたいのか、そして何ができるのかを考え直してみては如何でしょうか。

 

 

おわり