うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

掃除・片付けのススメ

どうもうつぶきです。

 

ご無沙汰しておりました。

 

今回は掃除について考えてみたいと思います。

 

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どうしても療養中になると特に家事においては最低限食べるための料理以外はなかなか手に付かなくなるものです。

 

もし、朝早く起きて多少は頭もスッキリしてて体も動く時は”掃除”もしくは”片付けや整理”をしてみる事をオススメします。

 

なぜ掃除や片付けが良いのかと言いますと、

 

  • 散らかっているといろいろなものが目に付いてしまう
  • 物を無くしたときに探すという余計な時間が生まれる
  • 散らかっている部屋は気持ちが憂鬱になる

 

これらのデメリットを解決して、しかも体を動かすこともできるので非常に良いです。

 

一つずつデメリットについて解説していきたいと思います。

 

 

 

・散らかっているといろいろなものが目に付いてしまう

 

人によっては「散らかっているのではなく自分なりに整理しているんです」と反論する方をいらっしゃるかもしれませんが、散らかっているといろいろなものが目移りします。

 

ということはそれだけ自ずと何かしらの物事をたくさん目の当たりにしてしまうので何をしようか考える事に脳を使ってしまいます。

 

人は考えたり記憶することで脳を鍛える事が出来る反面、体と同様に脳も休める時間を作ることが大切です。

 

そのため、部屋が散らかっていると何かしらの物が目に付いてしまい、脳を休める事が出来なくなってしまいます。

 

なので、最低限でも寝室、できれば普段生活する場所もあまり物を置きすぎずに整理してきれいにしておくことで脳のリラックス効果を生むことができます。

 

 


・物を無くしたときに探すという余計な時間が生まれる

 

人が一日に考えられる事は、人により差はあるものの結局は体力と同様に限りがあります。

そのため、自分のやりたいことに集中したいのであれば、他の事について考える時間を極力割く必要が出てきます。

 

人が生活をする上で一番無駄な思考は”迷う”事です。

 

実は(おしゃれ好きな方には悪口になるかもしれませんが)普段今日着る服をどれにするかを迷う事すら実は脳の無駄遣いと言えるのです。

なので、特にミニマリストの人とかは服を1種類しか持たないという人もいるくらいです。

 

今、服選びで例えてしまいましたが、これですら脳を無駄遣いしているとすれば、散らかった部屋で無くし物を探すとすると相当余計な脳の無駄遣いとなります。

 

いざ時間をかけて無くし物を見つけても、脳はへとへとになれば、何もやる気は起きなくなります。

 

やる気が起きなくなるということは、当然ネガティブな事を考える隙を与えてしまうという事にもつながるのです。

 

とはいえ、いくら部屋がきれいでも無くし物はしてしまいますが、少しでもその無くし物を減らすためにも常日頃から部屋をきれいにし、物を整理整頓することで、無駄に頭を使う機会を減らすということはメンタルにおいても有能な事となるわけです。

 

 


・散らかっている部屋は気持ちが憂鬱になる

 

最後に散らかっている部屋をみて基本的にすっきりする人は少ないと思います。

 

なぜなら、その散らかっている部屋で何かを始めるにしてもやる気が削がれますし落ち着かないので何に手を付ければいいのか迷いまた無駄に頭を使ってしまい、脳を休める事が出来なくなってしまいます。

 

私の経験ですが、当時まだ札幌でプログラマーをやっていて、休職はしていませんでしたが気持ちが病んでて食事もシャワーもろくに出来なかった時のへやはごみ屋敷でした。

後にこれはマズいと思い部屋に人を呼ぶという理由を作って部屋を片付けたのですが、1日2時間掃除に時間を使ったのにもかかわらず、掃除が完了するまでに5日かかり、しかも間取りが広さ14畳くらいの1DKの部屋に対し、その時のごみの量は45Lのごみ袋で20袋くらいに達した記憶があります。

まさに寝床以外は何かしらゴミやものだらけといった具合です。

 

そんな部屋で仕事から帰って頭を休める事なんて出来ないですよ。

 

散らかった部屋の方が落ち着くという方もいるかもしれませんが、確実に脳は休めていません。

 

常に考えっぱなしの状態でいると、当然脳が疲れっぱなしで意欲も失います。

意欲が失えば行動ができなくなります。

行動が出来なくなれば憂鬱になり生活に支障をきたします。

生活に支障を鍛える事で体に異常をきたし、精神疾患となるわけです。

 

※これが、今回の掃除のテーマ関係なく、うつ病になるルートの一つと覚えていただければと思います。

 

このルートをたどるのを避けるためにも普段から掃除や整理整頓を心がけるのが大事になるわけです。

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

 

意外と掃除や片付けは単純にごみを捨てたり所有物を整理するだけではなく、心の浄化にもつながる事にもなります。

 

 

今、自宅療養で住んでいる部屋が散らかっているという方は元気な時、しかもオススメは朝の一番考え事の少ない時間で少しずつ部屋を片付けてみるというのもアリだと思います。

 

 

今回は以上です。

 

 

次回もよろしくお願いします。