うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

自己肯定を磨く ~ホメ療法~

どうも、うつぶきです。

 

 

今回は自己肯定を磨く方法としてホメ療法について触れてみたいと思います。

 

うつぶきツイッターを始めてたくさんの同じ境遇の方と触れ合っていますが、中でもハッシュタグ「ホメ療法」という言葉を結構見かけました。

 

私は始めて知った言葉だったのでと簡単に調べたところ、

 

「毎日、自分自身を振り返り、良かった事を日記に付けることにより、自己受容・自己承認・自己回復等を身に付ける方法」

 

だとわかりました。

 

よく、毎日夜になるとホメ療法としてツイッターで今日一日良かった事を箇条書きにしてツイートしているのはそのためなのかと納得できたわけです。中にはホメ療法用としてツイッターアカウントを作ってらっしゃる方もいらっしゃいます。

 

本当にホメ療法は効くのか?とちょっと疑問も持ったので、何冊か本を買って読んでみました。

(※すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ホメ療法について詳しく書籍を書いている方で「手塚千砂子」さんという方がいらっしゃいますので、この方の本を読んでみるといいですよ。)

 

すると、メンタルにも効果があると同時に、医学的にも効果があるという実証もあるみたいです。

 

まず、メンタルに対する効果ですが、うつ病を患う理由は周囲からのストレスをきっかけに自己否定や自己喪失など、自我を失ってしまうことを発端に体の調子を崩す病気であります。

この自己否定を取り払うために、毎日出来た事・良かった事・続けられてる事を自ら褒める日記を付ける習慣を身につけ、自己受容・自己承認・自己回復等を養う事で自己を尊重するマインドを身につけるわけです。

 

そもそも、褒められる事自体は脳にも効果がある事が実証されています。それが相手からか、自分自身からかの違いであるわけです。

 

相手から褒められることばかり意識すると承認欲求が強くなり、逆にメンタルに負担になる事もあります。

自らを褒めるのであれば、自己にとどめるものなので、特に相手に自慢すると言う事でもなく、さらには自分の良い所探し、いわば自分の宝探しをしているわけです。

 

また、医学的な効果として、褒めることにより、神経伝達細胞のセロトニンドーパミンの分泌を促す効果があるそうです。よって、より活動的になったりリラックスできるようになるというわけです。

 

実は、私も2019年3月からほめ日記を始めました。

私は、ツイッターで発信するのも恥ずかしいかなと思い、ノートに手書きで書いています。本日時点で2週間継続していますが、元々ネガティブで生真面目な性格なので自分のホメどころを探すのが難しいなとは思いつつも、毎日5つ良かった事を日記に残し続けています。

まだ、はっきりした効果が出ているかは分かりませんが、夜に自分のポジティブなところを探す時間を設ける事で、そこまで夜にネガティブな感情を持ち越す事が少なくなってきているのかなと思っています。

 

まだ、2週間分のホメ日記しか溜まっていませんが、もっと普段から自分の宝を探し続け、自分らしさを磨いてみようかなと思っています。そして、またある程度継続して結果が現れてきたら報告したいと思います。

 

皆様も、うつ病で療養していてもなかなか元気になれない方は、一度ホメ療法を試してみては如何でしょうか。

 

 

最後に先程紹介しました手塚千砂子さんのオフィシャルブログのURLを張っておきますので興味がある方は一度覗いてみてください。

https://ameblo.jp/homecchi/

 

 

それでは、今回は以上とさせていただきます。