感情の浮き沈みについて
どうも、うつぶきです。
今回は、「感情の浮き沈み」について考えてみたいと思います。
うつ病になると、まずは感情が沈んだままになってしまい、動く事すら億劫になると思います。この体調不良を治療するためまずは休養を取る事になります。
休養を続ける事により、大分体が動くようになり、徐々に行動範囲が広がり始め、例えば家の中であれば体が動くようになって、散歩も出来るようになって、プライベートであれば外出も出来るようになるみたいに段階を踏んで回復していくかと思います。
しかし、大分体が動くようになってから何かしらのきっかけでまた気持ちが沈んでしまい、また体が動かなくなり、元の状態に戻ってしまう事になったりしますよね。
俗に寛解の寸前で何かしらのきっかけでまた憂鬱になり体が動かなくなるケースです。
元に戻ってしまうと、ゆっくり回復に向かっていった体調が戻ってしまい余計に体調改善に焦って調子が回復しにくくなる事もありますよね?
しかし、本来健常者であってもストレスは抱えるものであり、感情の浮き沈みはあるものです。なので、うつ病の回復傾向についても、休めば休むほど上向きに回復するわけではなく、気分の浮き沈みに晒されながら、時間ごとに平均していけば上向き傾向になっていればしっかり回復に向かっているわけです。
気分の浮き沈みをグラフで表せば上下にスイングをしながら徐々に上向きに伸びていれば問題ないわけです。
なので、たとえ、右肩上がりに体調が回復していても、復職のタイミングを焦らず、慎重に復職時期を見定める事が必要になります。
特に、本来であれば医師と復職時期を相談して復職をするべきなのですが、会社都合で復職日が固定されてしまい、復職寸前に体調が下ぶれた時は注意が必要です。
その際は、正直に会社と医師と相談して、復職時期を調整しましょう。
気分がまた沈んでしまったまま復職して、仕事に手が付かず、結局また休職に逆戻りしてしまう事もザラにあります。最悪私のように、クビとなってしまう可能性も出てきます。
なので、本人が元気になったなと思っていても、復職しても良いのかしっかり医師と相談した上でゴーサインが出てから晴れて復職するようにすると良いですよ。
ただ、医師の中にもいい加減な医師も現実問題います。
患者の話を適当に聞いて、薬だけどんどん増やして逆に体調が悪化したり、実は双極性障害だったにも関わらず抗うつ剤を処方して、最悪死に至らしめるような医者も存在する事も事実です。
相談する医師についても、しっかり自分の体調に真摯に向き合ってもらえる医師を選ぶ事も大事です。
----- ここからはちょっと雑談になってしまいますが -----
これは実際に診察で医師が応えた内容ですが、仕事や親に対する相談をしたところ、
「だったらハンバーガーのことだけ考えてください」
これ、本当に処方された内容です。適当にも程がありますよね?
この処方をされて、あなたが信用できないと話すと、
「だって、もう仕事できるもん!!」
完全にはらわたが煮えくり返り、会計した帰り際「もう二度と来ませんから!」と捨て台詞を吐いて心療内科を後にしました。今でもその時の記憶が忘れられないです。
この一件を経験し、これが藪医者の現実なんだなと開き直り、別の病院がなかなか見つからないまま、奥さんの障がい者施設の看護士のお勧めで今通院している精神科病院で診てもらえることになり、落ち着きました。
実は勝手にセカンドオピニオンを探し、通院している病院を変更してしまうと、傷病手当金の申請が非常に面倒なものとなってしまう可能性があるのですが、しっかり診察してもらえないのであれば病院を変える事も病気を確実に克服するための一つの手段です。
大きく話は逸れてしまいましたが、とにかくまずは、休養中に回復の兆しが見えても調子を崩す事はある事を意識し、医師としっかり相談して復職時期を慎重に見極めるようにしましょう。
おわり