うつ病と服薬について
どうも、うつぶきです。
今回は、うつ病の治療と服薬について私の見解を述べたいと思います。
※予め注意ですが、私は特に薬の知識はございませんし、この記事で薬の詳細について述べるものではございません。
うつ病を治療する際に、医師から服薬治療を指示される事はよくある話です。
私も少量にはなりましたが、服薬治療もしています。
大分うつ病も寛解してきた自身の経験で服薬との付き合い方について言えることは、
医師の言われた通りに用法・用量を守って服薬する事です。
うつ病が治ったもしくは寛解した人の大半が感じる事は、まず、服薬だけでうつ病は治らないという事だと思います。
服薬をする理由は、体内に不足する物質を補い体の不調の軽減する補助であり、薬さえ飲めばうつ病が治るという事は決して無いということです。
精神科の先生にも服薬量の調整で相談させて頂く時に必ず言われる事は、
「薬は100%効くものではなく、体調不良を抑える補助をするだけなので、薬にばかり頼らないでください」
といわれます。
なので、結局薬は体調改善の補助をしているだけであり、うつ病を治すための薬では無いというわけです。
それなのに、なかなか薬が効かないと思い込んで過剰摂取(OD)に走ってしまい、結局薬に依存してしまうという事になってしまいます。
あくまで、うつ病は心の病です。
心の病気は、心で治すしかないのです。
うつ病治療をする上でその補助に当たる治療法は「投薬・休息・運動・食事」の4つで形成されると考えます。
これ等4つの役割は、
投薬:不足した神経伝達物質を直接補い、休息の出来る体を作る
休息:身体の疲労や衰弱を軽減する
食事:神経伝達物質の素となる物質を普段の生活で補う
運動:より深い休息を促すため、自らの体で神経伝達物質を分泌する
この4つの治療によってうつを治すための心を形成するわけです。
そして、形成した心でポジティブな考え方を身につける訓練、すなわち認知療法へと駒を進めていくという流れであると考えます。
少し、話が脱線しましたが、結局のところ、投薬自体はうつ病を治すための1ステップに過ぎないということです。
重いうつ病になると特に投薬に期待しがちになってしまいます。
もし、処方された薬が効かないのであれば、まずは医師に相談する事です。
自らの判断で用法用量を勝手に変えても、効果がでるわけではないですし、衝動でそういった行動を取ってしまうのであれば、入院して看護師に行動を管理してもらうしか方法は無いと思います。
まずは、服薬は医師の言うとおりに従う。これこそうつ病克服の近道であると考えます。
今回は以上です、次回もよろしくお願いします。