うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

精神科・心療内科との関わりについて

どうも、うつぶきです。

 

今回は精神科・心療内科との関わり方に関して実際今も精神科に通っている私からの意見を述べたいと思います。

 

※予め申し上げて起きますが、決して精神科・心療内科に対する批判ではございません。また、特に病院に対するイメージは個人の見解、言い換えれば素人目線での話なので一精神科に通う患者の意見として捉えてもらえればと思います。

 

 

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まず、そもそも患者として精神科・心療内科に求めるものとは何でしょうか?

 

一般的に考えればストレスを中心とした辛い状態から解放されたいと言う方が大半かなとは思います。

 

しかし、実際その辛さの内容については個人差もあるわけで、体調が辛いのか・気持ちが辛いのかといった大まかな区分けでも差がありますし、特に気持ちの面ではその辛い気持ちをどう治したいのかといった感覚も人それぞれ違いがあるものです。

 

究極のところ、医師にストレスで辛い状態である事を認めて欲しいといった願望で行く人もいるかもしれません。

 

ただ、実際のところ、精神科・心療内科が出来る事は、

 

・医学による体調不良の原因を測る診察

・投薬による体調不良の症状の緩和

・様々な心理療法による、行動改善や意識改善

・療養期間の必要有無の判断

・症状の重度の判断

 

これくらいかなと感じています。

 

今、”これくらい”と表現しましたが、これだけ診て頂いているだけでも大変ありがたい事です。

しかし、実際問題病院に通ってもなかなか治らないとか、病院は信用できないと言う人も少なからずいます。

 

本来、病気は治そうと意識しない限り治りません。

 

それでも風邪とか腹痛とかの療養となると、薬を飲んで数日安静にするといった方法で治る事が多いです。

 

しかし、精神疾患の場合は(多少の例外はあるものの)投薬と休養だけではそう簡単に治る事がありません。

 

先程の医者が出来る事の一つに心理療法による、行動改善や意識改善」というのも挙げました。

これが精神疾患を治すための大きなハードルとなります。

 

医師は体調を改善する手段は明示してもらえます。

しかし、この方法を実施する管理はしてくれません。

 

わかりやすく言えば、ライザップみたいに行動や意識を常々管理したりサポートはしないというわけです。

(一応、入院する事で行動を管理される場合もありますが、今回は自宅療養においての話に限らせていただきます)

 

その上で、患者が”風邪を治す感覚”で薬を飲んで安静にするだけで治そうと考えれば結果的に病院に通っても症状が快方へと進まないということになるわけです。

 

さらには、その心理療法を信用できないという気持ちが芽生える事もありますから、その嫌悪感で医師に対する不満がより病状を悪化させるというケースもありえます。

※実際に私はある心療内科で「ハンバーガーの事だけ考えてください」と言われ、その病院を全く信頼できなくなった経験があります。

 

結局のところ、精神疾患は病院に通ってさえいれば自ずと治るといった病気ではないということになります。

 

精神科・心療内科に通って精神疾患を治す最大のポイントは、

 

患者が医師に対していかに素直になれるか

 

これに尽きると思います。

 

自分の病気なんてどうせ治らないと卑屈になれば当然治りませんし、なかなか体調が改善しない状態を薬で解決しようとしてODに走ってしまえば逆に体調が悪化することも懸念されます。

 

また、私は素直に従っているけどなかなか改善しないと思う方もいるかもしれませんが、大抵どこか、特に運動療法認知療法等、多少身や心を削る治し方に対して素直に行動出来ずになかなか快方に向かわないといったケースもあると思います。

 

ここまで行動するためには、体調を改善すると言う意思と医師に対する信頼が必要になります。

 

 

 

最後に余談ですが、

 

実際、精神疾患を治す事自体にも不安は付きまとってきます。

 

治療中や、寛解後の生活水準の不安

寛解後の仕事に対する不安

寛解後に元の生活環境に戻る不安

 

これ等の不安と戦いながら精神疾患と向き合っているのです。

 

ただでさえ病気で不安を抱えながら、療養中にも他の不安と向き合うんですよ。

 

それだけ完治させるのが難しい病気であるのと同時に、乗り越えられた時は怖いもの知らずになるでしょう。

※まだ私もその境地まで至っていませんが。。。

 

 

まずは、信頼できる病院を見つけて、先生の助言や励ましを頂きながら自ら病気と向き合う姿勢を身につけていきましょう。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。

やさしさによる弊害

どうも、うつぶきです。

 

今回はやさしく接する事が果たしてよい事ばかりなのか、逆にやさしいことによって辛くなる事もあるのではないかといった、やさしさによる弊害について触れてみたいと思います。

 

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普段から、人間関係を築くにあたり、相手とやさしく接する事自体は全く悪い事ではありません。

むしろ、周囲と笑顔で社交的に過ごせるほうが関係も円滑になりやすいですし、協力し合える関係も築けます。

また、周囲にやさしく接し、困った時に助ける事により自己肯定感が増し、自己承認にも繋がりやすいので生き生きと過ごしやすいです。

 

 

しかし、周囲にやさしく接しすぎると、様々な弊害や体調不良を引き起こすきっかけにもなりやすいのが事実です。

 

 

まず、周囲にやさしくするということは基本的には相手に与える立場になります(Giver)。

人に貢献する事は、先程述べたとおり自己肯定や自己承認に繋がりますが、これをやりすぎてしまうといくつかの弊害を受けます。

 

ざっくり箇条書きすると、

 

 

・周囲の目が気になり、自分のやりたい事が出来なくなる

・その貢献を利用する人間に囲まれる(Taker)

・自己承認欲求がさらに強くなり、本人の許容量を超えた相談を受けてしまう

・相手の相談に乗れなかった時に、自己卑下に襲われる

・曲がった事が許せなくなり、組織のグレーな指示に反発し上司との関係が崩れる

 

 

というわけで、自分よりも周囲を意識した生活になってしまいます。

 

確かに、仕事、特に雇用者に雇われている身は基本的に問題解決に従ずる事が多いです。

そういった問題解決に対して貢献し、周囲からの感謝や賞賛を得ることで仕事をする喜びを得るものであるとは思いますが、その時その時のスキルの限界というものもあります。

その限界を超えてしまった時、自分の意志で行動する意思が徐々に欠如し始めます。

 

自分の意志が欠如すると、自分軸が崩れ始めてしまいます。

 

その自分軸を失うことで、周囲を過剰に意識し始めたり、何事も他人に依存するようになったり、最悪生きる事が嫌になってしまうことさえありえます。

 

 

「やさしさ」というのは単純に相手に従順する事だけがやさしさではありません。

可能な範囲を超えている時は正直に断ったり、時に厳しい意見や誤った行動に対して叱る事もある意味やさしさに入ります。

 

また、逆に自ら相談したり救援を求める事も相手との関係を結ぶやさしさとも取れるのではないのでしょうか。

 

やさしい人で自分軸を失ってしまった人のもう一つのタイプとして、何でも自分ひとりで抱え込んで解決しようとしてしまうことです。

 

実際仕事をする上で、そう簡単に一人で完結できる仕事は存在しません。

 

大抵の仕事は、周囲の協力を得て達成するものです。

 

もっともっと周囲に頼って良いんです。

 

周囲に頼ることによって持ちつ持たれつの関係が生まれます。

そして、更に周囲と明るくやさしく接する事が出来るものです。

 

しかし、仕事を一人で抱え込んでしまうと、まず、逆に周囲が心配します。

つぎにもし完遂できなかった時に、相手に信用を失墜した気分に陥ります。

最後にこの失敗の経験から次の失敗が怖くなり、周囲とのコミュニケーションを恐れ始めてしまい、職場に行く事に憂鬱を覚え始めるわけです。

 

いかがでしたでしょうか、決して周囲にやさしくすること自体は否定しません。むしろ良い事であると今でも思います。

しかし、やさしくするにも許容量があり、それを超えてしまうやさしさは逆に自分の首を絞めていると言うことに繋がると言うことです。

 

では、最後にメンタルを傷つけずどういったやさしさを与えていけばいいのでしょうか。

 

・小さな貢献をこまめにやる

・相手も感謝でき、本人も達成感を得る互いに幸福を得られる貢献をする

・自分の職務を超える許容量を超えた相談は丁重に断る

 

何より、自分に余裕のある貢献をするということです。

 

逆に言えば、自分に余裕が無ければ一旦やさしさから身を引くことも大事です。

 

また、ずっと自分に余裕が無いから人に貢献なんて出来ないと言う方もいらっしゃるかもしれません。

それなら、まだ人にやさしくするタイミングではないと言うことです。

 

何よりも、まずは他人よりも自分に優しくなれるように過ごしましょう。

 

自分にやさしくなれない人は最終的に人にもやさしくなれなくなるものですから。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。

うつ病患者がTwitterを利用する理由

どうも、うつぶきです。

 

今回は、Twitter上でのちょっとした精神疾患当事者同士の摩擦?を経験した事から、そもそもうつ病を患う方々がなぜTwitterを利用しているのかを考えてみました。

 

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最初に、以前、こんなアンケートを実施しました

 

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読んで字の如くですが、うつ病関係のアカウントを作った理由についてアンケートを実施しました。

 

その結果、大体半数がうつ病に対する共感を得たいとなり、残り半数は、病気に対する辛さを吐くかうつ病を治すために、記録や情報収集等に作ったと言う人が半分ずつと言う結果となりました。

 

 

私もうつぶきアカウントを開設して約半年となりました。

 

今でも、うつ病に効果のある事を勉強したり診察で耳にした内容を拡散する事を中心に情報発信とアウトプットのために利用しています。

 

しかし、2ヶ月くらい前から感じた事が

 

「果たして、個人でうつ病のことに関するTwitterをやっている人はTwitterに治す方法を求めているのか?」

 

という疑問です。

 

そこで、上記のアンケートを実施した次第です。

 

すると結果的に回答の4分の3は特にTwitterうつ病の改善方法など求めていないと言う事がわかりました。

 

そうなんです。

私がやっていた情報発信は、人によってはただのおせっかいだったと言う事になります。

 

とはいえ、逆に真摯にうつ病と向き合うつもりでTwitterをやっていると言う方も少なからずいます。

 

また、私も、このアンケート結果だったからといって今後はうつ病に前向きになる人だけにしか目を向けないつもりも有りません。

 

今後はどちらかと言うと、自身のうつ病の経験を少しだけ交えながら、もっと客観的にうつ病の辛さを共感し、どう向き合えばいいのか、加えてうつ病で辛い時に効果的な考え方や行動についてツイートしていこうかなと思います。

 

今後のうつぶきのテーマはうつ病に対する「共感」と共感から「克服」へ向かうための橋渡しになる発信ができるよう、精進していき、今勉強している心理カウンセラーの知識もこれから交えながらより確信があり、有益な情報を発信できればと考えています。

 

今後も、よろしくお願いします。

 

 

 

 

最後に余談ですが、この記事を書こうとしたきっかけである、とあるTwitter上での摩擦の件について触れ、謝罪して今回は終了したいと思います。

 

 

私が摩擦を起こした相手は、どちらかといえば私と同じように精神疾患を患いながら、Youtubeでの発信も加えてうつ病の克服方法についてツイートしている方でした。

 

今でこそよくよく内容を見返してみると、精神疾患や心理学について非常に熱心に向き合い、理に叶った克服方法を発信し、自ら実践している素晴らしい方です。

 

しかしこの方、ある時精神疾患がなかなか治らず苦しんでいる人に対し、甘えている人もいるとか、治そうとする意思や努力が足りない等、いかにも私は前向きに取り組んでいるんだぞといった姿勢でうつ病がなかなか治らない人を小バカにしているようなツイートを見かけました。

 

加えてYoutubeについても某有名メンタルハッカー(発言にモザイクやピーが入っていたため確信はできないですが)に対しても、うつ病の共感ばかりで手助けをしようとする意思が見えないので嫌いと暴言を吐く行為もあったのです。

 

これ等の発言をみて、当人が療養を頑張って調子がよくなった事で、周囲の人を見下しているように見えてしまい、言い換えれば、うつ病が治らない事を否定する健常者のように見えてしまったのです。

 

その怒りの衝動で直接では無いですが、その人に向けた批判的ツイートを数件やってしまい、それに気付いた相手が反論染みたツイートをしたので、私の方からブロックした次第です。

 

結果的には私が何もせずにそっと離れるのが一番だったのかなとも思い、またその相手も多少は意識したのか、もしくは逆に自分は自分と開き直ったのか、SNS疲れに対する相談もしていたようなので、何かしら意識はしているのかなとは思います。

 

恐らくその方は私にもう興味は無いと思いますし、このブログを見てはいないと思いますが、

 

名前は伏せますが、この件について申し訳ありませんでした。

ただ、互いに気分を害しているのも事実なので、今後も私からはブロックしたいと思います。

 

今回の件で感じたことは、よくありがちな精神疾患者同士の摩擦については、克服法について、そんなの無理という意見や健常者や政治関係者に対する反論から生じる摩擦が多いイメージでしたが、今回のように、互いに精神疾患と真摯に向き合う同士で摩擦が生じるとは思っていませんでした。

 

今後は、私も人それぞれ考え方は違うものだと受け止めながら、私らしいツイートで情報発信を継続できればと考えています。

 

本当に今回の件で、自分の情報発信に対する意識も変わりましたし、ある意味良い経験だと前向きに捉えています。

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。

ポジティブとネガティブの使い分けについて

どうも、うつぶきです。

 

今回は、よく幸せになる為にはポジティブシンキングになりましょうとは言いますが、改めてポジティブとネガティブについてメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

 

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最初に結論から申し上げますと、

 

・人間は危険を回避する為、ネガティブシンキングしやすくできている

・ネガティブシンキングは決して悪い事ではないが、必要以上に考えすぎるとうつ病や不安障害になりやすく、体に支障をきたす

・そのため、普段からネガティブシンキングになり過ぎないようにホメ療法等でポジティブシンキングを意識付けをしたり、運動でネガティブシンキングを忘れるようにすると良い

 

 

それでは詳しく解説していきたいと思います。

 

まず、ポジティブとネガティブのメリット・デメリットについて簡単に挙げると

 

・ポジティブシンキング

 メリット  難しいことでも積極的に行動が出来、リスクを受け止められる

 デメリット リスクに対する危機感が乏しくなり、身の危険に晒される

 

・ネガティブシンキング

 メリット  リスクに対して慎重に考える事が出来、危険を回避する事が出来る

 デメリット リスクに過剰に考えすぎて行動が出来ず、失敗や危険を過剰に恐れる

 

になります。

 

 

意外なのが、ポジティブシンキングにもデメリットがあり、ネガティブシンキングにもメリットがあるという点でしょうか。

 

こうして考えると、ネガティブシンキング自体が悪いものではないのです。

なぜなら、ネガティブになる事で身の危険を回避しているのですから。

 

しかし、実際うつ病になった時はポジティブな意識を持ちましょうと言われたり、健康的に幸せになる為には積極的にリスクをとって行動しましょうとか言われたりします。

 

 

では、なぜ人間はポジティブに思考を傾けたほうが良いのでしょうか?

 

 

そもそもネガティブシンキングは身の危険を回避する為、人間に予め備えられている思考です。

小さい頃は何が危険かわかりません。そのため色々と試してみて負傷したり失敗したりしてその行動を繰り返さないように学習します。この学習をする為にネガティブシンキングが働きます。

 

これは大人になってからもそうでしょう。

例えば、会社に入って業務を与えられ、失敗して叱責される事で学習します。

 

なので、ネガティブシンキング自体は普段から備えられているものです。

※そもそも失敗を繰り返したり危険なリスクを恐れないとなると双極性障害ADHD等の別の障害の可能性があります。

 

逆に言えば、最小限のネガティブシンキングで十分なのです。

 

私もそうですが、うつ病等の気分障害や不安障害、適応障害等を患う人は過剰にネガティブに寄ります。

ネガティブシンキングのデメリットであった「考えすぎて行動が出来ない」くらい考えすぎてしまうと、普段の生活に支障をきたします。

 

例えば、眠れなくなるとか、食事が出来なくなるとか、そうした生活の支障が積み重なり体の症状になって現れてきます。

 

また、人間はネガティブシンキングがしやすいように出来ているので、その事ばかり考えてしまうと、記憶に刷り込まれてしまい、より一層行動を抑止してしまうことで、何も出来なくなるという負のスパイラルに陥るわけです。

 

 

それを避ける為にも、普段からポジティブな考えを持ちながら行動する方が健康的で幸せになれるというわけです。

 

それでも、うつ病を患ってしまうとネガティブな感情は早々簡単に切っても切り離せないものです。

 

それを忘れさせる為に、よく周囲から何か手を動かしたり運動を勧めてきます。

 

うつ病で体が動かないから運動なんて出来ませんと仰る方もいるでしょう。

私もそうでした。しかし、悔しいながらも運動はうつ病の克服にはメリットが多いです。

 

主な理由として、

 

・運動で体を温めることで、ノルアドレナリンが分泌され交感神経が働きやすくなり、活動意欲が湧く

・体を動かす事に集中するため、ネガティブシンキングをする隙を与えない

 

この二点が挙がります。

 

余談ですが、よく、やる気を出す為にエナジードリンクに頼る人が多いですが、それはブドウ糖やカフェインで少しの時間だけ無理やり体を働かせているだけで、飲んでから行動した後の疲れが増幅し、活動意欲の向上にはあまり効果は無いそうです。

もし、やる気を出したいのなら階段昇降やステップを踏むなどのちょっとした運動を数分する方がずっとやる気の向上に繋がるそうです。

 

また、まだ運動が出来るほどの体力が無いと言う場合は、1日の数分間だけでもポジティブな事を振り返ると良いです。

 

ポジティブシンキングを磨く良い方法として挙げられるのが、ホメ療法です。

 

簡単に説明すると、一日を振り返り、自分が頑張った事に対して記録を残す方法です。

 

私も一時期やってましたが、最初はなかなか自分を褒め称える事が思いつきません。

それだけ、普段の行動に対してネガティブな意識しか持てなかった証拠でもあるのですが、続けていくうちに自分の存在意識とか自分の行動に対する自信をつける事が出来るようになるので、おススメです。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。

 

うつ病が治りにくい理由

どうも、うつぶきです。

 

久々の投稿となりました。

 

今回は、うつ病って治りにくいとは聞くけどなぜ治りにくいのか、私の見解を綴りたいと思います。

 

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結論から言いますと、うつ病が治りにくい理由は以下であると考えます。

 

①他の病気と違い、物理的に治す事が難しいため医者の助言や服薬意外にも、本人の直す意思や行動が必要となる

②本人の辛さと、周囲(医者も含む)の辛さが乖離している事が多く、互いに共感しあいながらうつ病の療養に向き合いにくい

うつ病は治すのに時間が掛かるのに、体調よりも生活水準を優先してしまうため、体が動いたら無理して働く事によりうつ病をこじらせやすい

うつ病の根本原因に対して目を背ける傾向があり、一度寛解してもその原因となる行為を再度実行してしまい、リバウンドの如くうつ病を再発して悪化させる

 

それでは、一つずつ解説していきたいと思います。

 

 

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復職における注意

どうも、うつぶきです。

 

今回は、うつ病から復職するときにおける注意について私の見解を述べようかと思います。

 

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うつ病で療養し、大分元気になってきた時に意識し始める事が「復職」です。

 

確かに生きていく上では仕事をしてお金を稼がなければいけません。

 

しかし、たいてい復職のタイミングで焦りや我慢をしすぎてしまい、すぐにまた療養生活に戻ったり、自分はこの会社に迷惑が掛けられないと退職に踏み切ってしまう事が多いです。

実際のところ、復職に成功している確率は2割程といわれています。

 

それだけにうつ病における復職は想像以上に狭き門であり、場合によっては更に自分を追い詰めることにもなりかねないものであります。

 

かく言う私も今まで一度も復職や転職に成功した事などありませんし、今回はこれまでの失敗から学んだ事を経験談として綴りたいと思います。

 

 

~ うつ病からの復職で注意する事 ~

 

①とにかく長く療養期間を取ってじっくり休む

 

②しっかり医師と復職が可能であるか相談し、復職時期を職場とすり合わせる

 

③職場の上司か人事にしっかり状況を話した上で、少しずつ負荷を戻す感じでリハビリしながら仕事と向き合う

 

④復職後もしっかり病院には通い、経過を報告しながら場合によっては服薬での治療は継続する

 

 

以上の4点です。以下、詳しく説明します。

 

 

 

①とにかく長く療養期間を取ってじっくり休む

 

まずはしっかり仕事が出来るまでうつ病を克服するために休む事が大前提です。

よく勘違いしがちなのが、寝て体さえ動くようになれば仕事は出来ると言う考え方です。

それははっきり言って、日々仕事で疲れたから寝て休んで次の日また仕事に出るという感覚と全く変わりません。

そもそも、仕事が出来るようになるまで回復するのに数ヶ月かかっている事自体が病気なのです。その原因に目を向けずに体が動くようになったからという安易な理由で復職してもまた自分を追い詰め、再休職もしくは退職に追い込まれる事は目に見えています。

まずはしっかり自分のうつ病に向き合い、その原因を解決してうつ病の回復を目指す事が大事です。

そのためには1ヶ月2ヶ月なんて期間では治らないと私は考えます。

場合によっては年単位で休む覚悟も必要だと思います。

 

この件においては過去記事で「うつ病が治るまでに掛かる期間の話」で綴らせて頂いておりますのでそちらも参照していただければと思います。

https://www.utsubuki-mental.com/entry/2019/05/24/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85%E3%81%8C%E6%B2%BB%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AB%E6%B2%BB%E3%82%8B%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%AE%E8%A9%B1

 

 

 

②しっかり医師と復職が可能であるか相談し、復職時期を職場とすり合わせる

 

次に意外とないがしろにしやすいのが、復職時期を医師と相談しているかです。

よく、休職期間を予め定め、その期間が終了したら即復職しなければならないという感覚に囚われませんか。

私もそのような気分に晒され続け、短い休職期間で焦って復職して失敗続きでした。

しかし、その際私は一度も復職していいか医師と相談をしていませんでした。

そして、勝手に復職して失敗する。

 

これも原因としては、復職しなければならないという焦りからきます。

なので、①と被りますがまずは予め余裕のある休職期間をとり、その上で医師しっかり復職してもいいのか相談したうえで、復職のタイミングを職場とすり合わせれば良いかと思います。

また、まだ復職が難しい状況であれば、しっかりと休職期間を延長してもらうといった手続きをして、療養することに集中する事が一番です。

 

中にはそんなこと会社が認めてもらえないです。と仰る方もいるかと思います。

 

はっきり言います。そのような会社はうつ病に対して受け入れられないネガティブな会社です。もっとはっきり言えばブラック会社と言ってもいいでしょう。

 

それであれば、その会社で我慢して働く必要は無いと思います。

それでも履歴書に傷が付くとか、転職できるような状況ではないと仰るのであればそのまま働き続ける事は止めませんが、うつ病の悪化と付き合いながら仕事を続けるだけの覚悟は持ってください。

 

 

③職場の上司か人事にしっかり状況を話した上で、少しずつ負荷を戻す感じでリハビリしながら仕事と向き合う

 

これは特に職場がないがしろにしやすい部分です。

よくあるのが、復職したらすぐにもとの負荷で仕事をさせる会社です。

 

こういった指示をする会社は問答無用でブラック会社と断定して良いです。

 

なぜなら、まずうつ病もリハビリが必要だという感覚がかけている事、あとはその感覚があったとしても人手不足でどうしてもすぐに第一線に戻さなければ仕事が回らないという状況であるという事自体が会社に余裕が無いという状態です。

もしかしたら、仕事が原因でうつ病になっていた可能性もあるわけです。

そこを掘り下げるだけの猶予をリハビリという形で少しずつ仕事に負荷を与えて無理なく仕事をさせてもらえるという環境を上司や人事と積極的に作る事が大事です。

 

もし、元の環境が自分に合わなければ異動をしてもらう事も一つの手でしょう。

そういった相談をしっかり会社側として、自分に極力負荷を与えない事が大事です。

 

 

④復職後もしっかり病院には通い、経過を報告しながら場合によっては服薬での治療は継続する

 

これも意外とないがしろにしがちです。

うつ病は会社通勤できるようになったら行く必要は無いといった意識は大きな間違いです。

そうそう簡単にうつ病は治りません。結局私も初めて発症してから一時寛解した時期もあったものの結局14年の付き合いになります。

 

その間病院も転々としながら、結局自分の病気と真摯に向き合えてなかったという現実があります。

※余談ですが、今もこのブログを書きながら自分の不甲斐なさを思い出して自分を叩いてしまいました。

 

それだけに、うつ病は簡単に治るものではありません。

なので、通院の周期は長くしても良いと思いますが、自分の都合で通院をやめずしっかり通院して、もう大丈夫と医師に言われるまでは、経過や症状について医師に相談をする事が大事であり、そうする事によって自分も安心感を持てるようになるものです。

 

加えて、減薬についても、特に抗うつ剤睡眠薬の場合は禁断症状も出るものです。

自らの判断で減薬や弾薬を勝手にするものではありません。

 

どんなに第一線で活躍する人も、精神疾患・障害で薬を飲み続けている人もいるくらいです。

 

結構、服薬を反対する方も多いですが、医師に処方された薬は用法用量をしっかり守って服薬する事も大事です。

 

 

 

以上、注意4点についてでした。

 

復職は、相当なプレッシャーを受けます。

それだけの一大事な事であるにもかかわらず、生活水準を優先しすぎて焦ってしまい、仕事に耐えられず更に生活水準を下げて自己卑下に陥る可能性が多大にある行動です。

 

それまでに、復職におけるプロセスはある程度慎重に、また自分に負荷をかけすぎない、頑張り過ぎない姿勢で向き合えば、いずれ元の環境に戻って働けるようになるのかなと感じています。

 

まずは、無理だけはしないで下さいね。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。

うつ病になる悪い習慣

どうも、うつぶきです。

 

今回はうつ病になる悪い習慣について考えてみたいと思います。

 

 

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よく、うつ病になった後に、どういった習慣がうつ病になりやすいかとか、どういった生活をするとメンタルが病むかとかを考えた事が一度はあるかなと思います。

 

大体、不安やストレスが溜まって陥りやすい悪い習慣を挙げると

 

・夜更かしによる寝不足

・アルコール依存

・たばこ

・ネット依存

・ゲーム依存

・買物依存

・ギャンブル依存

自傷リストカット・OD等)

 

等々、大体は依存系では有るものの色々な要因があるかと思います。

 

実際これ等に走ってしまう理由として、そうする事によって一見ストレスを解消しているように見せかけて更に自分のメンタルを傷つけているということになります。

 

でも、うつ病で休んでいる時にありがちなのが以下の流れです。

 

うつ病を治すために悪い習慣をやめたい

実際に悪い習慣をやめようと心に決める

一定期間は維持できる

ある時突然やめようと決めた事に手を出してしまう(スリップ)

自己嫌悪に陥り結局やめられない

 

 

結局はやめられず、更に自分を悪者と追い詰めてしまうというケースが多いです。

 

そもそも、やめようと決めた悪いと思われる習慣さえやめれば、うつ病は治るのでしょうか。

 

答えはNOです。

 

なぜかといえば、そういう悪い習慣を始めてしまったきっかけとなる不安やストレスを解消できなければ、そもそもうつ病を治す事も難しいですしさらには悪いと思っている習慣もそう簡単にはスパッとやめることができないからです。

 

あくまで、先程例に挙げた悪い習慣というのは、不安やストレスなどの生活習慣の乱れがきっかけで実行してしまうことであり、その悪い習慣だけにクローズアップしても、本来の原因に目を向けない限り、悪い習慣やうつ病の改善に向かう事は出来ません。

 

では本当のうつ病になる悪い習慣とは何でしょうか。

 

すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、うつ病になるまでの生活環境と習慣全般になります。

 

うつ病になるまでの生活環境で日々を過ごした事により、健康的な衣食住の習慣が乱れ始め、その習慣の乱れが心や体の不調を覚え、上記の悪い習慣に溺れてしまうのです。

 

うつ病になってしまうと、そもそも行動にも移せなくなりがちではあるものの、多少体力が回復して行動範囲が広くなれば、憂鬱な気持ちからまた悪い習慣に手を出す可能性は出てきます。

 

それが自分をうつ病にした原因と勘違いしてしまうと結局依存している事なのでやめられず、更に自分を追い込むことになってしまうのです。

 

本当にうつ病になる悪い習慣は根となる普段の生活習慣にあります。

 

まずはそこに焦点を当てて規則正しい生活を身につける事から始め、その後に更に自分を追い込んだ悪い習慣の改善に力を注いでも良いじゃないですか。

 

もっと言えば、健康的な生活が送れるようになり、心の負担も和らいだら自然と悪い習慣と距離を置く事も出来るようになるものです。

 

まずは、根本となる生活習慣の乱れから改善する事がうつ病克服のスタートラインになると考えます。

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。

最近の体調不良から思ったこと

どうも、うつぶきです。

 

※※ 今回は私事的な話です ※※

 

今回は6月中旬から後半にかけて大分体調がすぐれなかったのを機に、客観的になぜ調子が悪かったのかを考えてみようかと思います。

 

 

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まずざっくり私の思い当たる節をいくつかあげてみたいと思います。

 

・暑さにばててる割に、水分補給を怠っていた

・天候不良の日が多く、頭が痛くなる日が多かった

・外での野良作業の疲れから、食欲が不規則になり、栄養(特に糖質と脂質)の偏った食事が増えた

・友人から大量にもらったお菓子を毎日つまんでいた

・外出する機会が普段より多かった

・急な来客や約束に付き合ったために、自分のペースで行動がしきれなかった

・半年以上ぶりにイベントを企画していたため、頭の片隅でその緊張感があった

 

内容的には、言い訳がましい部分もあるかもしれませんが、私なりに思いつく部分はこれくらいだと思います。

 

これ等の内容をまとめてみると、まずは食事の管理を怠っていた事、次に緊張する時間が増えてしまったこと、最後に作業に対する体調管理が追いつけなかったという、3つの原因にまとめられると思います。

 

これ等の原因で体にどのような影響を与えたか私の実体験上で考えてみると、

 

・食事が不規則になった

・昼間に体が重くなり、横になる時間が増えた

・睡眠のリズムが狂った

・習慣としている事が全う出来なくなった

・不安を感じる時間が増えた

・体が動かないため、スマホばかり見ている時間が増えた

・ネガティブな情報を見がちになり余計にネガティブになった

 

意外と沢山影響が出たのかなと感じます。

 

私も初めて半年以上の療養期間を消費しています。

 

しっかり自分が抱える不安や緊張を解消するため、療養することを優先して日々過ごしてきました。

 

その上で、精神科の先生も少し色々と行動してみてはとコメントを頂いたので普段仕事している人よりは負荷はないものの、若干の無理はあるかな程度の行動をしてみましたが、結果的に色々と療養中に矯正していた生活習慣は乱れてしまうといった結果にはなりました。

 

ここからは、客観的な話になりますが、

 

実際、負荷を与えた事に対し耐え切れなかった事に、本人が思う事は数パターンあると考えています。

 

・やっぱり自分はダメなんだと追い詰める

・医師の言ってる事を信じるんじゃなかったと医師のせいにする

・長い時間休んでも自分は変わっていないと落胆する

・気力・体力・能力の衰退に凹む

 

等、色々とネガティブな気持ちになると思います。

 

実際私も、体力がなくなって、今後1日8時間も仕事が出来るのかなと不安になった時もあります。

 

しかし、よくよく考えてみてください。

 

半年以上仕事から離れて抱えていた過剰な不安やストレスといういわば癌を、療養という手段で少しずつ剥がしているわけです。

 

抱えていた不安やストレスは、1日2日で形成されるようなちょっとしたものではありません。

 

療養生活はそれはそれで体力や気力を消耗するものです。また、ストックできる体力も限られてきますし、さらには不自由になった体をかばいながら今後も生活する事になるわけです。

 

それだけ体力が消耗した状態でいざ以前のような生活にすぐ戻れるかといえば当然リハビリは必要になります。

そのリハビリの第一歩兼うつ病の治療手段の一つが日光浴をしながらの散歩になるのかなと思います。

 

徐々に体が動くようになった上で少しずつ負荷を上げていき、一旦は最低限の体のケアが出来るようになってから、家事や友人との付き合いを少しずつ増やし、普段の生活に馴染めるようになったら社会復帰をするという流れがうつ病克服のステップになると感じています。

 

それであれば、いざ数週間負荷を上げて息切れしたことに対しても、最初はそうなるものだと割り切ることも出来ますし、今後抱える負荷に対して自分がどのように体をケアしていくのかをゆっくり考えるよう、この体調不良への逆戻りに対して前向きに意識を働かせることも出来ると思います。

 

そして、焦らずゆっくりリハビリをする事です。

 

焦る理由には、生計が苦しいとか休養期間がもう少ししかないといった事がありますが、焦って無理をする事はより自分の首を絞めているという現実もあります。

 

まずは自分のペースでゆっくりリハビリをする事を意識するのが大事であると考えています。

 

 

今後、皆様も社会復帰するために少しずつ負荷を上げていくかと思いますがまずは急に以前の生活に戻すよりは少しずつリハビリ感覚で負荷を上げていく事が無理のない社会復帰を実現できると考えています。

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。

うつ病とツイッターの付き合い

どうも、うつぶきです。

 

以前にもうつ病ツイッターの利用について、記事を書いた事がありますが、今回はうつ病を患った時にツイッターを利用する事が果たして有効なのか、私の見解を綴ろうかと思います。

 

ちなみに以前に投稿した「うつ病ツイッターの利用について」の記事のリンクも張っておきます。

https://www.utsubuki-mental.com/entry/2019/03/26/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85%E3%81%A8%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

 

 

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まず、うつ病を患っているかどうかは抜きにして、ツイッターを利用している方の傾向は以下になるのかなと考えています。

 

・普段の生活のひとコマをつぶやく

・自分のストレスを吐き出す

・辛い気持ちを吐き出す

・同じ趣向・境遇の仲間を探す・集める

・自ら気付いた事、勉強した事を発信する

・自分が興している活動やビジネスをPRする

 

まだありそうな気もしますが、とりあえず思いつく利用目的はこれくらいかなと思います。

 

ちなみに、うつぶきは主に「自ら気付いた事、勉強した事を発信する」のがベースでこれにより同じ境遇の仲間と交流したり、たまに普段の生活をつぶやくのに利用しています。(個人のアカウントも所有していますがそれは完全に普段の生活を呟くだけです。うつぶきアカウントを開設するまではかなり病んでいて、辛いことばかり呟いていたような気もします。)

 

うつぶきアカウントを開始してから感じたことは、同じうつ病を患っている仲間でも、思った以上にうつ病に対する意識に振れ幅があり、その中でも意外と意見の相違や衝突も多いんだなと感じました。

当初想像していたのは、うつ病の辛さをツイートして、健常者が甘えだと異論を出してくるのかなと覚悟していたものの、実際異論を出してくる相手は同じうつ病を患う仲間である事が多いです、というよりそれしか今の所無いです。

 

そこで、うつぶきアカウントでフォロワーの皆様へどのような目的でツイッターを利用しているかアンケートをやってみました。

 

その結果が以下になります。

 

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主に同じ境遇の方を見つける為に利用している方が約半数と多い結果になりました。

 

ただ、最近感じる事は、うつ病を患う方のアカウントは結構自ら「療養のためにツイッターを一時的にやめます」という宣言をする方が多いです。

 

一つ理由として、うつ病を患う人は真面目な傾向が強いので、やめるのも宣言しなければならないと考えているのも一理有るでしょう。

ただ、ツイッターを一時的にやめるきっかけは何かなと考えた時、本人の発言に対する心無い方からのリプやTLで自らの心をえぐるツイートを見かけたときにツイッターから離れたくなるといった傾向は強いのかなと感じています。

 

結局はツイッターうつ病の辛さを紛らわしているはずなのに、更に辛い思いをしてしまう傾向もあると感じています。

 

実際、自分の発言は自分に返ってきます。

 

ポジティブな発言をすれば自分をポジティブにします。

ネガティブな発言をすれば自分をネガティブにします。

 

なぜだと思いますか?

 

同じ境遇の人間が集まり、同じ気持ちの発言を共感しあうので結局ネガティブな事ばかりツイートしていればネガティブで有り続ける事になり、それが辛くなってツイッターと距離を置くのではないでしょうか。

 

じゃあ、ツイッターでネガティブな発言は一切するなというのでしょうか?

 

いえ、そういうわけではありません。

人間は自分を守るためにネガティブに傾くように出来ています。時に辛い事があってそのはけ口がないときにツイッターで怒りや悲しみをツイートする事は悪いと思っていません。

 

ただ、ネガティブなツイートだけで収束してしまうと逆に自分を更に追い詰めていると感じます。

実際、本当にうつ病で八方塞がりな方のアカウントを覗くと、数分単位で一方的にネガティブな発言をしている方もいらっしゃいます。

その状況でうつ病の辛さを紛らわせられるとは到底思えず、逆に自らの発言で更に自分を八方塞がりにしているだけだと考えます。

 

少しずつでいいので、ネガティブな発言の先にポジティブな意識ができるだけでもツイッターとの付き合い方は良いものに変わっていくのかなと感じています。

 

自分を変えるきっかけは他人であっても、自分を変える人は自分です。

 

認知療法という言葉があるだけに、自分のネガティブな気持ちを受け入れてポジティブな気持ちを構築していかないとうつ病の克服はありえません。

 

そのためにも、今ツイッターを利用しててもずっとモヤモヤしているという方は、一度ツイッターとの付き合い方を考えてみるのもいいかもしれません。

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。

毒親について

どうも、うつぶきです。

 

今回は毒親について考えてみたいと思います。

 

 

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精神疾患を患うきっかけとして、毒親の存在については今だに大きな問題だといえるでしょう。

 

毒親の存在について一つ大きく他の事とは違った特殊な問題もはらんでいます。

 

 

それが血縁関係であるということです。

 

 

毒親は言うての通り「親」です。

 

自分を生んだ人間です。

 

そのため、学校の「先生と生徒」や職場の「上司と部下」とは違う特殊な間柄となってしまいます。

そのためなのか、例えば、毒親についての悩みを行政に相談に行っても「親が何とかしてください」と問題の程度を軽く捉えられてしまうこともしばしばあります。

虐待問題においても毒親が躾だと言い張れば、行政も介入するのを諦める事も多く、それが虐待による殺人事件に発展しているのが現実なのかなと思います。

 

余談になりますが、私の友人に、市の職員で生活支援課で働く方がいます。

本人も仰ってましたが、その人はどちらかというとあまり他人に興味が無く、わらをもつかむ思いで助けて欲しいと相談に来る相手に対しても冷たい対応をしているようで、一緒に遊ぶ時も相談の内容に対する愚痴を笑い話として話してストレスを解消している傾向もあり、遊ぶ上では良い仲間ですが、仕事面では正直リスペクトができず一緒に働きたくない方です。

 

それくらい、家族問題においては行政を含めて他者は軽視しがちで介入しづらいという現実があります。

 

その上で、毒親に悩む子は、小さい頃から虐待や支配、ネグレクト(放置)等の辛い罰を受けて親からの愛情や自己承認を与えられぬまま大人になり、社会の壁を乗り越えられぬまま、大人としての自立に困難を迎えてしまうわけです。

 

この現実について、子の目線と親の目線について私の見解を述べて今回は以上とさせていただきます。

 

 

~ 子の目線 ~

 

毒親に対し、基本的に皆が毒親から離れたいという意識は強いです。

かくいう私も、高校生当時、親から離れたくて必死に大学合格を目指し、一人暮らしを勝ち取った時は本当に喜んだものです。

 

とはいうものの、やはり親の目線は切り離す事が出来ません。

 

毒親は基本的に粘着質で実は色々な理由で不安症です。

 

また、基本的に自立しても親子の関係が終わるという事はありません。そのため、いつまでも毒親の支配は続きます。

 

こうなると、まずは親の言いがかりについては受け流す事が一番妥当です。

 

結構、毒親のせいで何も出来ないというツイートを見かけますが、毒親が自分の足かせになっていると感じるのであれば、距離を置くしか方法は無いと思ってもいいです。

 

ある意味で親からの自立です。

 

血縁関係といえど、結局は他人であり、同じ考えを分かち合えるとも限らないのが現実です。

 

まずは、親も他人という意識付けをして自分のやりたい行動を優先する事に目を向ける事が大事です。

 

そうすることで自分軸を立て直すことにも繋がります。

 

 

 

~ 親の目線 ~

 

まず一つお聞きしたいのですが、なぜ我が子に対して虐待をするのですか?

私が想定する理由をいくつか挙げさせて頂きます。

 

・仕事のストレスの捌け口として

・職場で上司に支配されているので支配欲求が芽生えるから

・計画無く生まれてきたことに対して育てたいという意欲の無さから

・子育てがわからないことによる不安やパニックから

・子育てによる生計維持に対する不安から

 

例外はあると思いますが、大体これくらいの理由で収束するのかなと思います。

 

結局親も不安なんです。

 

もしかしたら、親の親(祖父母)も毒親で同じような育てられ方をして、愛情を育む事が出来なかったのかもしれません。

 

どうしても虐待がやめられない親に一つ言いたい事があります。

 

あなた本人も実は辛いのではないですか?

 

それであれば、その自分の辛さを子供にぶつけずに医者や気の許せる人に相談してもいいじゃないですか。

 

もし、それが甘えだというのであれば、自分の辛い状況を真摯に受け止めず、子供や配偶者に辛く当たるあなたの方が甘えです。

 

そして、自分の心や体を守れないのであれば、家族も含め他人を守ることなど到底出来ません。

 

まずは自分の心体を治す所から考え直してみましょうよ。

 

そして、再度家族というものに対して改めて考え直して見ましょうよ。

 

その結果が再度家族を温かく迎え入れるという決断にもなれば、家族を切り離すという決断に至るかもしれない。

 

どちらにしろ冷静に考えた上の選択で皆が前向きに行動が出来る選択であればどう転ぼうが悪い選択ではありません。

 

まずは自分の気持ちに対して正直になり、辛い気持ちから解放する努力からはじめてみませんか。

 

 

 

以上、子と親、双方の視点から私の見解を綴らせて頂きました。

 

まだまだ、毒親に対する事件は今後も増える傾向にあると思います。

その理由として生活面で安定していないからという現実もあります。

 

それでもせっかく授かった命です。

 

粗末にする事によるリスクは多大にありますが、大事にする事にリスクはありません。

 

子供の命をリスク勘定するのもどうかとは思いますが、大事にして損は無いということですよ。

 

 

逆に毒親に悩む方、どうしても毒親の虐待や監視に悩むのであれば、勇気を持って逃げ出すことも選択の一つです。

 

少々厳しい発言ですが、何事も親がダメだというから何も出来ないでは全く前進できません。

 

そして、親のせいで何も出来ないから手詰まりという事も決して無いはずです。

 

子離れできない親という問題も一時流行りましたし、今でも問題視されている事では有るものの、どうしても無理であれば一度振り切る覚悟を持つことも自分を守るための手段として頭の片隅に置いといていただければと思います。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。