うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

最近の体調不良から思ったこと

どうも、うつぶきです。

 

※※ 今回は私事的な話です ※※

 

今回は6月中旬から後半にかけて大分体調がすぐれなかったのを機に、客観的になぜ調子が悪かったのかを考えてみようかと思います。

 

 

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まずざっくり私の思い当たる節をいくつかあげてみたいと思います。

 

・暑さにばててる割に、水分補給を怠っていた

・天候不良の日が多く、頭が痛くなる日が多かった

・外での野良作業の疲れから、食欲が不規則になり、栄養(特に糖質と脂質)の偏った食事が増えた

・友人から大量にもらったお菓子を毎日つまんでいた

・外出する機会が普段より多かった

・急な来客や約束に付き合ったために、自分のペースで行動がしきれなかった

・半年以上ぶりにイベントを企画していたため、頭の片隅でその緊張感があった

 

内容的には、言い訳がましい部分もあるかもしれませんが、私なりに思いつく部分はこれくらいだと思います。

 

これ等の内容をまとめてみると、まずは食事の管理を怠っていた事、次に緊張する時間が増えてしまったこと、最後に作業に対する体調管理が追いつけなかったという、3つの原因にまとめられると思います。

 

これ等の原因で体にどのような影響を与えたか私の実体験上で考えてみると、

 

・食事が不規則になった

・昼間に体が重くなり、横になる時間が増えた

・睡眠のリズムが狂った

・習慣としている事が全う出来なくなった

・不安を感じる時間が増えた

・体が動かないため、スマホばかり見ている時間が増えた

・ネガティブな情報を見がちになり余計にネガティブになった

 

意外と沢山影響が出たのかなと感じます。

 

私も初めて半年以上の療養期間を消費しています。

 

しっかり自分が抱える不安や緊張を解消するため、療養することを優先して日々過ごしてきました。

 

その上で、精神科の先生も少し色々と行動してみてはとコメントを頂いたので普段仕事している人よりは負荷はないものの、若干の無理はあるかな程度の行動をしてみましたが、結果的に色々と療養中に矯正していた生活習慣は乱れてしまうといった結果にはなりました。

 

ここからは、客観的な話になりますが、

 

実際、負荷を与えた事に対し耐え切れなかった事に、本人が思う事は数パターンあると考えています。

 

・やっぱり自分はダメなんだと追い詰める

・医師の言ってる事を信じるんじゃなかったと医師のせいにする

・長い時間休んでも自分は変わっていないと落胆する

・気力・体力・能力の衰退に凹む

 

等、色々とネガティブな気持ちになると思います。

 

実際私も、体力がなくなって、今後1日8時間も仕事が出来るのかなと不安になった時もあります。

 

しかし、よくよく考えてみてください。

 

半年以上仕事から離れて抱えていた過剰な不安やストレスといういわば癌を、療養という手段で少しずつ剥がしているわけです。

 

抱えていた不安やストレスは、1日2日で形成されるようなちょっとしたものではありません。

 

療養生活はそれはそれで体力や気力を消耗するものです。また、ストックできる体力も限られてきますし、さらには不自由になった体をかばいながら今後も生活する事になるわけです。

 

それだけ体力が消耗した状態でいざ以前のような生活にすぐ戻れるかといえば当然リハビリは必要になります。

そのリハビリの第一歩兼うつ病の治療手段の一つが日光浴をしながらの散歩になるのかなと思います。

 

徐々に体が動くようになった上で少しずつ負荷を上げていき、一旦は最低限の体のケアが出来るようになってから、家事や友人との付き合いを少しずつ増やし、普段の生活に馴染めるようになったら社会復帰をするという流れがうつ病克服のステップになると感じています。

 

それであれば、いざ数週間負荷を上げて息切れしたことに対しても、最初はそうなるものだと割り切ることも出来ますし、今後抱える負荷に対して自分がどのように体をケアしていくのかをゆっくり考えるよう、この体調不良への逆戻りに対して前向きに意識を働かせることも出来ると思います。

 

そして、焦らずゆっくりリハビリをする事です。

 

焦る理由には、生計が苦しいとか休養期間がもう少ししかないといった事がありますが、焦って無理をする事はより自分の首を絞めているという現実もあります。

 

まずは自分のペースでゆっくりリハビリをする事を意識するのが大事であると考えています。

 

 

今後、皆様も社会復帰するために少しずつ負荷を上げていくかと思いますがまずは急に以前の生活に戻すよりは少しずつリハビリ感覚で負荷を上げていく事が無理のない社会復帰を実現できると考えています。

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。