うつ病とツイッターの付き合い
どうも、うつぶきです。
以前にもうつ病とツイッターの利用について、記事を書いた事がありますが、今回はうつ病を患った時にツイッターを利用する事が果たして有効なのか、私の見解を綴ろうかと思います。
ちなみに以前に投稿した「うつ病とツイッターの利用について」の記事のリンクも張っておきます。
まず、うつ病を患っているかどうかは抜きにして、ツイッターを利用している方の傾向は以下になるのかなと考えています。
・普段の生活のひとコマをつぶやく
・自分のストレスを吐き出す
・辛い気持ちを吐き出す
・同じ趣向・境遇の仲間を探す・集める
・自ら気付いた事、勉強した事を発信する
・自分が興している活動やビジネスをPRする
まだありそうな気もしますが、とりあえず思いつく利用目的はこれくらいかなと思います。
ちなみに、うつぶきは主に「自ら気付いた事、勉強した事を発信する」のがベースでこれにより同じ境遇の仲間と交流したり、たまに普段の生活をつぶやくのに利用しています。(個人のアカウントも所有していますがそれは完全に普段の生活を呟くだけです。うつぶきアカウントを開設するまではかなり病んでいて、辛いことばかり呟いていたような気もします。)
うつぶきアカウントを開始してから感じたことは、同じうつ病を患っている仲間でも、思った以上にうつ病に対する意識に振れ幅があり、その中でも意外と意見の相違や衝突も多いんだなと感じました。
当初想像していたのは、うつ病の辛さをツイートして、健常者が甘えだと異論を出してくるのかなと覚悟していたものの、実際異論を出してくる相手は同じうつ病を患う仲間である事が多いです、というよりそれしか今の所無いです。
そこで、うつぶきアカウントでフォロワーの皆様へどのような目的でツイッターを利用しているかアンケートをやってみました。
その結果が以下になります。
主に同じ境遇の方を見つける為に利用している方が約半数と多い結果になりました。
ただ、最近感じる事は、うつ病を患う方のアカウントは結構自ら「療養のためにツイッターを一時的にやめます」という宣言をする方が多いです。
一つ理由として、うつ病を患う人は真面目な傾向が強いので、やめるのも宣言しなければならないと考えているのも一理有るでしょう。
ただ、ツイッターを一時的にやめるきっかけは何かなと考えた時、本人の発言に対する心無い方からのリプやTLで自らの心をえぐるツイートを見かけたときにツイッターから離れたくなるといった傾向は強いのかなと感じています。
結局はツイッターでうつ病の辛さを紛らわしているはずなのに、更に辛い思いをしてしまう傾向もあると感じています。
実際、自分の発言は自分に返ってきます。
ポジティブな発言をすれば自分をポジティブにします。
ネガティブな発言をすれば自分をネガティブにします。
なぜだと思いますか?
同じ境遇の人間が集まり、同じ気持ちの発言を共感しあうので結局ネガティブな事ばかりツイートしていればネガティブで有り続ける事になり、それが辛くなってツイッターと距離を置くのではないでしょうか。
じゃあ、ツイッターでネガティブな発言は一切するなというのでしょうか?
いえ、そういうわけではありません。
人間は自分を守るためにネガティブに傾くように出来ています。時に辛い事があってそのはけ口がないときにツイッターで怒りや悲しみをツイートする事は悪いと思っていません。
ただ、ネガティブなツイートだけで収束してしまうと逆に自分を更に追い詰めていると感じます。
実際、本当にうつ病で八方塞がりな方のアカウントを覗くと、数分単位で一方的にネガティブな発言をしている方もいらっしゃいます。
その状況でうつ病の辛さを紛らわせられるとは到底思えず、逆に自らの発言で更に自分を八方塞がりにしているだけだと考えます。
少しずつでいいので、ネガティブな発言の先にポジティブな意識ができるだけでもツイッターとの付き合い方は良いものに変わっていくのかなと感じています。
自分を変えるきっかけは他人であっても、自分を変える人は自分です。
認知療法という言葉があるだけに、自分のネガティブな気持ちを受け入れてポジティブな気持ちを構築していかないとうつ病の克服はありえません。
そのためにも、今ツイッターを利用しててもずっとモヤモヤしているという方は、一度ツイッターとの付き合い方を考えてみるのもいいかもしれません。
今回は以上です。
次回もよろしくお願いします。