うつ病と風呂
どうも、うつぶきです。
今回は風呂について考えてみたいと思います。
うつ病云々問わず、割と普段の生活で多忙になったり無気力になった時に後回しにしがちな生活習慣が風呂です。
私も例外なく風呂に入る習慣がありませんでした。
元々風呂に入ることに抵抗があったのと、大人になってからは朝の10分のシャワーで済ませないと時間が無いくらい多忙で追い詰められていた時もあり、風呂の時間が勿体無いというか面倒というイメージが強いです。
それでも、今年になってじっくり療養を始めてから、少しずつ風呂に入る習慣を身につけました。
風呂に入る事は生活習慣の改善の中では大きなハードルになりやすいです。
理由は、工程が非常に面倒だからです。
まず、風呂に入るまでにやることを順番に挙げてみましょう
1.風呂を沸かす
2.着替える服とバスタオルを用意する
3.服を脱ぐ
4.体を洗う
5.湯船に浸かる
6.風呂から上がる
7.体を拭く
8.服を着る
9.脱いだ服とバスタオルを片付ける
10.髪を乾かす
風呂好きな方や健常者から見ればこんなの誰でもできるだろと思うかもしれませんが、うつ病で特に体が動かない方にとってはかなり重い行動になります。
しかも意外と考えることも多かったり時間も取られるので、体が動かない人でなくても普段余暇の時間が無い人にとっては後回しにしがちです。
それでも、体や心の改善に風呂を勧めるには色々理由もあります。
実際のところ、風呂は神経を整えるために色々メリットもあります。
熱い風呂に入り体を温めることで、交感神経を高める
ぬるい風呂に入り体を冷ますことで、副交感神経を高める
といった効果があり、更に体を清潔に保つことで気持ちを前向きに出来たり、水圧により体の血流を良くしたり、一時的に周囲と遮断する事で気持ちを整理できるなど、色々な効果が発揮されます。
この中でも精神疾患で療養している時に一番クローズアップしたいのが、
ぬるい風呂に入り体を冷ますことで、副交感神経を高める
ことです。
なぜかと言うと、副交感神経を高める事により、リラックスしたり体を休める神経が働きやすくなるため、特に夜にぬるめのお風呂にはいる事により、良い睡眠を得やすい効果があります。
余談になりますが、そう考えると、生活習慣で副交感神経を高める生活習慣として、
・朝の散歩で日光に当たる
・夜にぬるい風呂に入る
これらを習慣づけさせることで、セロトニンを分泌し副交感神経を働かせやすくし、夜に睡眠を取りやすくなります。
効果がわかってながらも敬遠しがちな風呂ですが、体調を整える効果もあるので精神疾患による療養中で生活習慣を改善したいという方は是非、風呂に入る習慣も意識していきましょう。
今回は以上です。
次回もよろしくお願いします。