うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

うつ病と散歩

どうも、うつぶきです。

 

今回はよくありがちな話題ですが、うつ病の克服に散歩は有効と言いますが本当なのか?私の経験談含めてお話したいと思います。

 

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まず、散歩の科学的な効果をおさらいしますと、

 

・日差しを浴びることにより、副交感神経のセロトニンを生成する効果がある

・リズム良く歩くことにより、セロトニンを活性化させる

・多少息が上がるくらいの有酸素運動をする事で体力をつける事が出来る

・運動によるダイエット効果も期待できる

 

よって、体力がつき体形を維持しながら体を休める副交感神経を活性化できるという効果が期待でき、うつ病運動療法として推奨されているものです。

また、セロトニンの分泌は朝行われるため、極力朝の天気がいい時に実施した方が効果があります。

余談ですが、セロトニントリプトファンという物質から生成されます。

トリプトファンは食物から摂取する事しか出来ないため、朝食を摂ってから散歩をするというのがベストです。

トリプトファンを含む食品:主に豆、豆製品、乳製品等)

 

 

科学的な効果としては以上として、私が実際にやってみてどう感じたかといいますと、、

 

私の住む地域が豪雪地帯なもので、4月上旬位の雪が大分溶けた頃から散歩を取り入れました。

実際、毎日ではないものの天気の良い日差しを浴びれる日にすすんで散歩を実施しています。大体1日2~3Kmくらい、たまに大きな公園での散歩や、遠方までバスで行って歩いて帰るといった事も実施しており、その時は大体5Kmくらい歩いています。

まだ実施期間は1ヶ月程度ではありますが実際やってみて、気持ちも良く、気分転換も出来るので良いと感じています。

 

個人的には、運動としての効果よりは日差しを浴びれてポカポカすることに心地よさを感じています。

家にいたり、診察に出かけたりするときも基本的には屋内にいますので、一応窓際で日差しを浴びる事は可能ですが、やはり外の開放的な空間で日差しを浴びたほうがより気分は良くなります。

 

実際、散歩を推奨しても、家から出られないほど体が動かないから出来ませんという方もいるかもしれません。その際は先程述べました、屋内で朝日を浴びることからはじめてみてください。

そして、朝方少しでも体が動けるようになったら外に出るだけで良いです。

そして歩けるようになったら少しずつ距離を伸ばしていけばよいと思います。

大体20~30分くらい歩くのを推奨している人が多いですが、最初は5分とかでも全然気持ちも違ってきます。

 

無理知恵してまで散歩を推奨は出来ませんが、もし、体が動く状態で外に出る事も苦では無いという体調であれば、是非散歩も療養期間の習慣として取り入れてみていただきたいと思っています。

 

 

今回は以上です。

次回もよろしくお願いします。