うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

HSPについて

どうも、うつぶきです。

 

今回はHSP(Highly Sensitive Person)について綴ろうと思います。

 

 

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HSPとは、一言で言えば「過剰な神経質」です。

 

この言葉自体は実は私もうつぶきアカウントを始めるまで知りませんでした。

 

実際フォローしている方々のツイートを眺めていると、HSPに悩む内容が非常に多く、なんだろうと私も疑問に思い、詳しいHSP気質についての文面を読んだりHSP診断テストみたいなものも実際にやってみました。

 

実際私も診断テストをやってみたところ、HSPの傾向が強い方だと出ました。

 

ただ、神経質そのものは個人的には悪いものではないのかなとは今でも感じています。

 

例えば、何か作業をするのであれば、人より丁寧に工程を進めることも出来ますし、人間関係では他人に配慮する事も出来るのですから。

 

では、なぜこのご時世神経質な人は生きづらいのかなと考えてみたところ。

 

・仕事について質より速さを求めるようになった

・人の個性が尊重される社会になったため、あらゆる個性に対して配慮しきるのが難しくなった

・配慮する人を利用しようとする、配慮が欠けた人が増えた

 

もっと理由はあるかなとは思いますが、ざっくり考えればこれらが理由の大半を占めるのかなと感じます。

 

それだけ、時代が変化するスピードはこれからもどんどん増しますし、以前は神経質が、丁寧な気配りや仕事が良いイメージと捉えられていましたが、今は、仕事が遅れ、メンタルが崩れやすいといった悪いイメージと捉えられがちに感じてしまいます。

 

また、HSP傾向になるには特に幼少の環境に依存している部分もあります。

 

例えば、幼少期に虐待に遭った人、何事も完璧を求めるようしつけられた人、周囲の空気を読んで仲間の輪から外れないように頑張ってきた人など、周囲の恐怖や同調意識を植え付けられた人がHSPになりやすいのかなと思います。

 

格言う私も、幼少時代の家庭は父が母への暴力を見続けて育ってきました。

また、中学生まではいじめとまでは行かずとも、周囲からいろいろといじられて仲間の輪にしがみ付いたような生活でした。

そういった周囲を意識する生活が、周囲の空気を読みすぎたり繊細な性格になっていったのかなと感じています。

 

こういった背景があるだけに、精神疾患を患う人はHSP傾向が強いイメージがあります。

 

周囲の空気や環境を読みすぎることで、ストレスや悩み事を沢山抱えてしまい、その捌け口に困った挙句、受け止めてしまうため、精神疾患になるものであると感じます。

また、周囲に対する意識も強くなってしまうため、年齢を重ねるにつれ自己肯定感も大分薄れ、自己卑下や自己否定につながり、更に自分を追い詰めていくことになります。

 

HSP傾向の人において、自分を追い詰めすぎないための手段としては、

 

・他人と比べない

・自分に意識を向ける

・他人との境界線を引く

・責任を分散する

 

これらが対策法かと思います。

 

私もそうですが、HSP傾向になるとどうしても人の顔色を伺う癖が付いてしまいます。

 

これからも、色々な場面で新たな出会いも生まれると思いますが、まずは自分の幸せに焦点を向けて過ごしていきたいものです。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回もよろしくお願いします。