信用と信頼の違い
どうも、うつぶきです。
今回は、「信用」と「信頼」について考えて見たいと思います。
ツイッターでも信用と信頼の違いについて何度かツイートした事があります。
まず一つお聞きしたいのですが、あなたは家族や友人を信用してますか?それとも信頼してますか?
ちょっと考えてみましょうか。
いかがでしたか?
もし、家族や友人を信用しているのであれば、ちょっと問題があるかもしれません。
では、本題に入るとして、そもそも、信用と信頼とはどういう意味でしょうか?
信用 : 人を信じて用いる事
信頼 : 信じて頼ること、頼りに出来るとして信ずる事
(Google辞書より引用)
一見同じようにも見えますが、結構違います。
信用は人を利用しています。信頼は人を頼りにしています。
要は利害関係が有るか無いかの違いなんです。
信用関係は言い換えれば自分の人生の為に利用する関係なので、よくあるビジネスの関係性はこれに準ずると思います。
よって、もし、何か互いに不利益や問題が発生した時は自分の立場を守るために相手を叱責したり、最悪関係を絶つこともあるでしょう。
逆に信頼関係は、互いに信じあっている仲です。言い換えれば絆が該当するのかなと思います。
そう考えると信頼関係というのはそう簡単には結ばれるものでは有りません。
このご時世、夫婦や家族でも信頼関係でいつまでも結ばれているというケースが減っているのではないかと思います。(だから離婚率も上がっているのかなと)
・信用関係のメリットデメリット
かといって信用関係が悪いものであるというわけではございません。
生きていく上で、お金を稼ぐ必要があります。
基本的によっぽどなスーパーマンで無い限りは、一人で事業や業務を全うする事は難しいものです。
なので、信用関係というものはあらゆる方面で構築したほうが生計には困らなくなります。
ただ、あくまで信用関係は利害関係なので、自分がつまづいてしまった時に冷たく見放される事も多々あります。
あくまで信用関係で結ばれる人間関係はその人本人の性格が好きではなくその人の能力が好きなだけです。
よって生計を立てるために信用関係を結びたいから、何か成功や達成を掴もうとしたりスキルを身につけようとするわけです。
また、辛くなった時も精神論や根性論で無理に乗り越える傾向もあるので、うつ状態になった時のような、この考え方についていけない状態になった時は一気に信用が失われる危険性がはらんでます。
・信頼関係のメリットデメリット
信頼関係においてはあくまで相手と利害関係を結んでいるわけではなく、互いに支えあっている仲です。
なので、互いに助け合える仲なので普段から一緒にいても安心で楽しいと思いますし、ちょっと悪い事をしてしまっても叱咤激励しあいながら許しあえる仲とも言えます。
なので、特にうつ病で辛い時は信頼関係のある仲間がいるだけでも大きく気持ちの負担が軽減されます。
うつ病を理解してもらえる相手であれば尚の事だと思います。
但し、信頼関係を結ぶ感覚で信用関係を結ぼうとすると返って信用されなくなります。なぜならうつ病のように働けなくなったら、助けてもらえず、お払い箱にされるわけですから。
よって、信頼関係で生計を立てることは難しいわけです。
いかがでしたか。
まとめますと、
信用関係を結ぶなら、利害が一致して互いにWIN-WINの関係を結べる人を沢山持ち、もし、問題や裏切りがあっても割り切って次の相手を探すくらいの意識で結ぶと良いです。
信頼関係を結ぶなら、人数は少なくていいので、友人の中でも特に互いに分かり合えるかつ、互いに支えあいながら成長し合える相手を見つけると良いです。当然家族も信頼関係で結ばれているほうが良いです。
信用も信頼も生きていく上で大事な要素です。
どちらか一つしかないという状況だと、もしかしたら信用関係の場合はそれでも生き抜く人はいるかもしれませんが、どちらにしろ息苦しい人生になります。
なので一番良いのは双方をバランス良く持つことです。
ただ、うつ病になると信用関係は崩れます。
であれば、うつ病の療養中の時は一旦信用関係から距離を置き、信頼できる人と手を取り合って克服するのがいいと思います。
信頼関係はそう簡単に途切れません。そして信用関係は一度崩れようがまた新しく構築する事も出来ます。
まずは信頼できる仲間と一緒にうつ病を克服していきましょう。
今回は以上です。
次回もよろしくお願いします。