自然な振る舞い
どうも、うつぶきです。
今回は、自然な振る舞いってなんだろうか考えてみたいと思います。
そもそも、まず精神疾患を患うきっかけを軽く話すと、学校、仕事、交友関係で自然と輪に入れなかったために無理に相手に合わせ続けた結果、あるタイミングで意識の違いや相手に合わせてた心疲やストレスにより、前向きな気持ちを殺してしまい、体調不良を患うといった流れになります。
よって、よく「私も我慢してるのよ」とか「みんな一緒なんだから」と健常者からまくし立てられる事もあるかと思いますが、その業務に対する我慢は同じかもしれませんが、その同じ我慢に対する耐性は人それぞれ違います。
これに対して、健常者は「我慢が足りない」とゲキを入れてしまうのです。
特に、仕事に対する考え方となると、その職業のプロとして働かなければならないという意識が強くなるので、余計忍耐とか根性とかの言葉を使いがちです。
これは結構色々な場面でてくる言葉ですが、精神疾患者は本当に我慢や忍耐が足りないのか?という問いについては、
むしろ精神疾患を患う人の方が我慢して耐えている
と私は考えています。
この意見は結構健常者とぶつかる内容ではありますが、ではなぜ健常者は同じ我慢に耐えられるのでしょうか。
人によっては汗水たらして歯を食いしばって努力したという人もいるかもしれません。
しかし、大抵はその我慢や忍耐を自然と受け入れられたからに過ぎないと思っています。
実際今の職場の実態はどうなってますか?
年間社員の退職率が5%を切るような優良な会社って今ありますか?
あくまでブログの記事ではございますが、ここ10年の平均離職率は15%前後らしいです。その中でも、6割以上が一身上の都合による退職。
https://raorsh.com/heikinrisyokuritsu
こういったストレスや精神疾患による退職は休職期間の満了などの就業規則による理由で無い限りは今後の転職に不利になるからと囁いて会社都合での退職を免れようとするケースが多いです。
それでもその会社で勤めて20年30年という古株はいるものの、10年前後という人は逆に少ないというイメージがあります。
今の働き方が代わりつつあるという実情もあるとはいえ、大半は仕事の過剰な負荷や人間関係のストレス、パワハラ・モラハラによる精神的ダメージによる退職が大半でしょう。
これだけの障壁がある上で数十年同じ職場で仕事を続けられる人には共通点があると思います。
その仕事が好きでやっているか、ストレスに対して無理のない耐性があるかどちらかです。
結局普段通り自然に振舞って仕事が出来ていると言うわけですよ。我慢我慢と他者には押し付けてて本人は何も我慢していないんです。
この格差を埋めることはどうしても難しいです。
職場の環境に上手くマッチしたか、もしくは小さな頃からこういったストレスを抱えにくいメンタルを育てられたかといった、本人がそれまでの人生で晒されてきた環境からの格差があるわけですから。
これから先、精神疾患を患って休んだ身としては、自分に負荷を与えずに生計を立てる工夫が必要になります。
たとえば、これから先の生活水準に対して工夫して生きることもそうですし、何か副業を始めて本業の収入と合わせた安心できる収入を構築するのもアリだと思います。
不自然な我慢をして給料だけ高いブラック会社で働いて身体を壊したら結局同じ不安を繰り返す事になるだけです。
たしかに、我慢は時には必要な時もあると思います。
しかし身体を壊すまで我慢をする必要はありません。
多少はギリギリな生活を強いられるかもしれませんが、自分に過剰な負荷の無い自然な振る舞いが出来る生活が一番幸せな生き方だと思います。
仕事からのお金、確かに幸せを得るためには必要な事ではありますが、身を滅ぼしてまでその幸せにすがるほうが逆に不幸になると考えます。
最後に、
自分に正直に、自然体で生きましょう。
今回は以上です
また次回もよろしくお願いします。