うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

職場のパワハラ・モラハラに悩む方へ

どうも、うつぶきです。

 

ふと、上司のパワハラに病み始めている方のツイートにたどり着き、自分の過去の経験から感じた事が沸々と溢れ出したので、パワハラに悩んだまま働き続ける方々へ、いろいろと伝えたいと思います。

 

※本当はTwitterで完結したかったのですが、長くなりそうなのでブログにさせて頂きました。

 

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恐らく、実際に悩まされている本人は気付いていると思いますが、職場のパワハラモラハラは真正面から受け止めると確実にメンタルが傷つきます。

 

 

意外とパワハラ等を振るう側の人間は自分の粗悪な行為に気付いているものです。
しかし、営利優先の考えからそういった態度を取ります。
なぜなら、そのやり方で今の地位を築いたからです。

 

ですからパワハラを振るう本人も直す気はありません。

 

これはあくまで持論ですが、パワハラ等を振りかざす人はもはや精神疾患もしくは障害を患っていると私は解釈しています。

それくらいパワハラ等を振りかざす人は、成果に対する不安と葛藤と嫌悪で蝕まれていると考えています。

また、会社についても、どんなに性格に問題があろうが、利益を出している人にたいしてはいくらパワハラモラハラを認めようが、目を瞑ります。

承知かとは思いますが、理由は、その人に制裁や解雇をしてしまうと会社の利益が減るからということと、そういった問題が発覚した時に会社のイメージダウンに繋がるからです。

 

三者目線からして、このようなパワハラに晒されて、会社でも対応をする意向が見られないのであれば、すぐに辞めてしまった方がいいですよと思うのですが、意外とパワハラを受ける側にもすぐに辞められない理由がいくつかあるわけです。

 

一つに、辞めた後の生活に対する不安です。

せっかく、しばらくの間勤めてきた会社を辞めることとなってしまったら、転職の苦労が待っていたり、生活水準が下がってしまう不安を抱えてしまいます。

また、すでにパワハラ精神疾患が見え始めている状態で焦って転職活動をしてしまうと、更に自分を追い込んでしまうため、本格的な病気に発展してしまい、仕事自体に手が付かなくなる可能性も見えてきます。

 

もう一つに、自分が欠けてしまった後に対する会社への不安です。

このような劣悪な環境で仕事を辞められないということは、責任感のある真面目な方であるという事になります。

真面目な方は、自分が辞めてしまったら、この会社はこの先どうなってしまうんだろうという心配を意外と抱きやすくなるものです。

それだけ、会社自体が嫌いというわけではないのですから、できることであればそのまま残って、貢献したいという気持ちはあるわけで、このような心配に繋がりがちになります。

 

まだまだ、人それぞれ固有の理由やその会社特有の理由というものもあるかとは思いますが、大きく分ければこの二つになるかと思います。

 

 

もし、今、パワハラモラハラですでに疲弊しきっていて、今にも倒れてしまいそうな方へ声を大にして言わせていただきます。

 

 

仕事よりも体を第一に守ってください。

 

 

体は資本です。

 

自分の体を壊してしまったら、仕事どころか生活まで出来なくなります。

最悪死に至る可能性すらはらんでいる状態なのです。

まずは今のあなたがその状態の瀬戸際まで追い詰められているという事を受け入れてください。

そして、もし、出勤が出来なくなってしまったり、普段の生活にも支障をきたしている事を自覚しているのであれば、すぐに心療内科・精神科にかかり、適切な治療もしくは診断書を発行してもらい、療養を始めてください。

 

また、会社での立ち振る舞いについてですが、さすがにすぐに仕事を辞めましょうとは私からは言えません。

人それぞれ勤めている会社に対する思いというものは少なからずあるはずですし、生活水準が大きくぶれるような発言は私からは出来ません。

しかし、今の環境を改善しないまま我慢し続ける事は、冗談ではなく身の危険を感じるべきことです。

パワハラをする相手に直接訴える事は無理でしょうから、更に上の上司、もしくは人事へ相談をするべきです。

ブラック会社でなければハラスメントに関する相談機関を設けているはずです。まずは今のあなたの状態をしっかりと訴え、職場の配置転換などをお願いし、体を蝕む対象から距離を置くこともしっかり考えて頂きたいです。

 

 

職場におけるパワハラモラハラの問題は後を絶ちません。

私も地元に戻ってからはパワハラモラハラがはらんだ会社を転々とし続け、最終的には解雇されてしまった身分です。

しかし、ある意味そのおかげで今はしっかりと療養するための環境を構築する事が出来ましたし、仕事に対する考え方や健康を維持する考え方に対して大きく視野が広がったと感じています。

一旦、自分の健康を守ることを意識して会社、そして今の劣悪な環境をどう振舞うべきなのか考えてみてください。

 

 

今回は以上です。

 

また次回も、よろしくお願いします。