うつぶき ~うつを克服し、その経験を力に変える~

うつ病・不安障害で療養中の私が、発症して感じたうつ病に対する考えや、うつ病を乗り越えるために自分が今実践している事、たまにはただのプライベート日記など、同じ病気と戦う方々と共に乗り越えていくための記事を綴っていきます。

休日の心構え

どうも、うつぶきです。

 

本日からGWも始まり、しっかり10連休を取れる方もいれば逆に連休が理由で仕事がより忙しくなる方、連休も関係なく日頃と同じ感覚で療養している方もいらっしゃると思います。

 

そこで、GWのような大型連休に問わず休日に対する捉え方について考えてみたいと思います。

 

まず、しっかり10連休を満喫しようとしている程、仕事も順調な方は特に休暇については自然とストレス発散の出来る人だと思うので何も考える必要は無いと思います。

 

問題は、生活に対して普段から憂鬱な方、もしくはうつ病を抱えつつも我慢して仕事をしている方です。

 

私もそうでしたが、特に大型連休になると連休序盤は仕事を忘れる事が出来るのでむしろ無茶も出来てしまいます。(病気とは言わないまでも一種の躁状態に近いものがあるかもしれません)ところが、じょじょに仕事の日が迫ってくると途端に憂鬱が襲ってきます。

普段の土日でもよくある笑点ちびまる子ちゃんサザエさんシンドロームという造語は、これ等の番組が翌日仕事であるという事を知らせるアラーム的な番組として捉えられ、翌日の仕事に対する憂鬱が急に襲ってきて、結果的に休日で体やメンタルを休められていないという経験に基づいて作られたものです。

 

こうして体が休めない状況から脱却するためには、まずは、休日でもしっかり休息する時間を設ける事が大事です。

当然休日に人に会って遊んだり、飲みに出かけたりする事は何も悪いとは思っていません。しかし、遊ぶ事も仕事のストレスとは種類が違いますが、ストレスを受けています。

このストレスを解消するための休息をする事が大事です。

 

これは仕事の休息と同じで、遊びも終わったら休息するのです。要は自分の体に負担がかからない程度に遊び、その後に受けたストレスをしっかり後始末する事が大事だと思います。

そのためにも、仕事の日も休みの日も極力生活リズムを崩さない事が重要になってきます。

 

 

まずは、休日に対する休み方について話しましたが、もう一つ休日にまつわる問題があります。

 

休日に仕事をする人から見た格差に対する憂鬱です。

 

特にサービス業になると土日は基本的に出勤になります。下手すれば休日の方がかき入れ時で忙しくなるという方も少なくはないでしょう。

そうなると、楽しそうに休日を過ごす人たちを見るだけで憂鬱になる事もしばしばあります。

こればかりは、その仕事のあり方の現実になりますので、シフトでの休みで我慢するしか無い部分ではありますが、平日休みだと休日に出来ない事が出来たり、人ごみが少なく、快適に過ごしやすいなど、シフトで休めるからこそのメリットもありますので、些細な事かもしれませんが自分たちの休みの取り方に少し前向きに捉えてみるのも如何でしょうか。

 

 

最後に、休日も関係なく普段通り療養をしている方にとっての大型連休の過ごし方について考えてみます。

 

私も今は普段から療養している身なので、このパターンに当てはまる人間です。

 

私の場合は今でこそ、こういったツイッターやブログでの活動や、日々の生活改善を意識しているので、普段の土日であろうが、大型連休であろうがあまり生活に変化無く過ごしたいと思っています。

しかし、特に大型連休になると、家族や友人の帰省など、普段の休みとは違ったイベントが割り込んでくる可能性も高くなります。

この変化が普段の生活習慣を狂わせてしまい、憂鬱になったりパニックになるケースも少なく無いです。

また、これは我が家の場合ですが、奥さんも休みで家にいるので、普段の自分の生活に対して後ろめたさを感じてしまう場合もあります。

それによって申し訳なさで憂鬱な気分になってしまう事がしばしばあります。

 

これ等の憂鬱をひき起こす原因に対して、一番の解決策は家族や周囲に理解を得てもらうことです。

特に憂鬱で人に会う事も億劫である場合は正直に調子悪いと言って帰省や集まりを断る事も大事です。

断る事によって、もしかすると相手には白い目で見られる可能性はあります。しかし、自分の体の方が優先です。まずは自分に過負荷を与えないようにする事を意識してください。

 

 

以上、休日に対する心構えについて私の考え方を述べさせて頂きました。

休日入りたての時はどうしても気持ちが楽になり、過剰な行動をしがちです。

極力、休日だろうが普段の生活リズムを崩さずにマイペースに過ごす事を念頭において、休日なのに過剰なストレスを抱え込まないように過ごしましょう

 

 

次回も、よろしくお願いします。