自信が無い方へ

どうも、うつぶきです。

今回は、「自信」について考えてみたいと思います。

仕事でミスを連発したり、上司や同級生、家庭で日々暴言を吐かれたりして自信を失う方は多いのかなと思います。実際うつ病を患うトリガーとなる出来事が、この自信喪失という方が非常に多いのかなとも思います。

そもそも、自信が無いと思うときの要因はどういった事なのでしょうか？

・知識がなくて自信が無い

・技術的に未熟なため自信が無い

・実は自信はあるが、やる気が無い

・やる気はあるが勇気が無い

自信が無いということには、これら４つの要因があるのかなと思います。

ただ、これらの要因には過去の実績という背景もはらんでいるケースがあるのかなと思います。

冒頭で挙げました、過去の失敗や、相手に認められなかった等、何かしらの外部から刺激を受けて自信を失ったときです。

外部からの刺激はそれがバネになってモチベーションの向上に繋がるケースもありますが、逆にプレッシャーと感じたときには自信喪失へと繋がる印象です。

先ほどの自信喪失の４つの要因が、どのような外部からの刺激に関係するか考えて見ます。

・知識がなくて自信が無い

経験も無いのに上司からの無理な要求や押し付けをされた場合

・技術的に未熟なため自信が無い

成長という言葉を後ろ盾にして、上司から難しい指示を与えられた場合

・実は自信はあるが、やる気が無い

過剰労働により憂鬱になった場合

・やる気はあるが勇気が無い

過去に失敗した経験が頭から離れない場合

背景と要因を結びつけるとこのような感じになるのかなと感じています。

という事は、これらを克服できれば、自信を取り戻す方向へと繋がるということになります。

では、これらの要因に対する対策を一つずつまとめてみましょう。

①知識がなくて自信が無い　～経験も無いのに上司からの無理な要求や押し付けをされた場合～

この場合は、正直に出来ませんと言うことです。特に真面目気質の方は上司の指示だからと無理して仕事を請けると一人で抱え込んでしまう場合もあります。これがうつ病への第１歩となるケースが多いです。

無理に背伸びする必要なんてありません。わからない事ははっきりとわかりませんという事が大事です。

もし、わからないことも押し付けてくるような職場環境の場合は最悪転職した方が、メンタルヘルス維持のためには有効になる場合もあります。

②技術的に未熟なため自信が無い　～成長という言葉を後ろ盾にして、上司から難しい指示を与えられた場合～

この場合は、とにかく有識者から情報を収集し、協力を仰ぎながら仕事を進めていく事が良いのかなと思います。全くわからないことでは無いはずなので、成長のためには確かに壁を乗り越える努力は必要だと思います。しかし、難しすぎて、一人で解決できないまま悩んで抱え込むとまた、うつ病への第１歩となります。

とにかく難しいと思った事については周囲を巻き込んで解決するか、もし、一人で抱え込むのであれば、事前に断る事という方法もあるかと思います。

③実は自信はあるが、やる気が無い　～過剰労働により憂鬱になった場合～

こうなってしまったら、とにかく休む事です。本来自分が得意としていた事にやる気を失うわけです。すでにうつ病の第１歩どころか片足をすでに突っ込んでしまっている上体まで進んでいる可能性もあります。

生活のためとはいえ、客観的に残業をやりすぎていると感じた場合は、休暇をとったり、定時退社を心がける事をお勧めします。

このまま過剰労働を続けて、出勤ができなくなる事と生活にすら影響を与えかねません。仕事をしすぎて疲れていると思ったら、それはすでに黄色信号だと思ってください。

④やる気はあるが勇気が無い　～過去に失敗した経験が頭から離れない場合～

この場合は、まずは基本に立ち返ることです。そして、その過去の失敗を教訓として、次に同じ失敗をしないようにするのです。また新たな失敗をしても、それらの失敗は全て経験として生かされます。決して悪いことではありません。失敗は成功の母とも言うくらいですから、思い切って前へ進んでいきましょう。失敗しない成功者なんて誰一人いませんから。

ただ、新しい事に対する勇気が無いのであれば、ダメならすぐに諦めるくらいの軽い気持ちで、とにかくお試しでやってみると良いと思います。ダメだったら時間の無駄だったと思いがちですが、これも向いてない事が分かったという経験に繋がりますので、決して時間のムダではありません。

以上、うつ病にかかるとなかなか自信を取り戻す事が難しくなります。まずは自信を取り戻す準備ができるまではじっくり休養し、体調回復してからも、無理な負荷をかけず、ゆっくり自信を取り戻していきましょう。

おわり